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万が一の危機を乗り越える!経営者が知っておくべき「法人生命保険」活用法
万が一の危機を乗り越える!経営者が知っておくべき「法人生命保険」活用法
中小企業にとって、会社の成長を牽引する「経営者」の存在は何よりも大きな財産です。しかし、その経営者に万が一の事態があったとき、会社がどのような危機に直面するかを具体的に想像したことはあるでしょうか。今回は、社内勉強会で取り上げた「法人生命保険の活用と実務対応」をテーマに、経営リスクへの備えと、知っておくべき税務・経理の基本について分かりやすく解説します。
「経営者不在」がもたらすリアルな危機とは?
社長に万が一のことがあると、会社には単なる精神的ショックだけでなく、以下のような非常に現実的で深刻な資金危機が押し寄せます。- 売上の急減と固定費の負担:社長の信用や営業力で成り立っていた売上が一気に激減します。その一方で、従業員の人件費やオフィスの家賃といった固定費は毎月変わらず発生し続けます。
- 決済条件の悪化:仕入先から「今後の経営は大丈夫か」と信用の低下を懸念され、これまで通りにいかず、買掛期間の短縮や「現金決済」を求められることがあります。
- 金融機関の融資ストップ:融資が社長個人の信用力に依存している場合、新規の融資を断られたり、条件変更を迫られたりするリスクがあります。
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積立型保険による3つの具体的対策
こうした不測の事態から会社を守る防衛策として有効なのが「積立型保険」の活用です。主に次の3つのメリットがあります。 - 退職金原資の確保 解約返戻金のピークを社長の勇退時期に合わせることで、解約時の益金と退職金を相殺し、税負担を抑えながら資金をスムーズに外部へ移転(準備)できます。
- 迅速な資金調達 「契約者貸付制度」を利用すれば、解約返戻金の70~90%相当額を、審査なし・数日で借り入れることが可能です。急な資金ショート(黒字倒産)を防ぐ強力な味方になります。
- 運転資金の安全網 帳簿上は目立たなくても、いざという時の「含み資産」になります。不況時や急な設備投資が必要な際、解約や減額によってまとまった資金を補填できます。
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押さえておきたい経理処理の基本(2019年改正後)
- 50%以下:全額を損金に算入(全損)できます。
- 50%超70%以下:保険期間の前半4割の期間において、40%を資産に計上し、60%を損金に算入します。
- 70%超85%以下:同期間において、60%を資産に計上し、40%を損金に算入します。
最後に
法人生命保険は、単なる節税対策ではなく、会社の存続と従業員を守るための「経営リスク対策」です。自社にとって最適な保障と経理処理のバランスについて詳しく知りたい方は、ぜひ当事務所までお気軽にご相談ください。ご相談・お問い合わせ
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